古家付き土地のメリットとデメリット
古家付き土地のメリットは、周辺の土地相場よりも安価に購入できることが挙げられます。
通常、古家付き土地は価値のある住宅ではなく、老朽化が進んでいるため、土地の価格が下げられて販売されています。
もし古家がリフォームすればまだ利用可能な状態であれば、比較的安くマイホームを手に入れることができます。
また、古家があることで、新築前の土地の状態を具体的にイメージすることができます。
日当たりや建物の配置、ボリューム感などを確認することで、将来的な家の計画やデザインに役立つでしょう。
ただし、古家付き土地のデメリットとして、古家の状態が悪く、解体する必要がある場合には追加の費用や手続きが発生する可能性があります。
解体費用は買主が手配し負担することが基本です。
また、古家の建物や設備が使い物にならない場合は、リフォームや修繕費用がかかることも考えておかなければなりません。
古家の状態や修繕にかかる費用を詳しく調査し、負担できるかどうかを慎重に考える必要があります。
参考ページ：古家 付き 土地 購入はデメリット？家屋の解体費用はどっちが持つのか解説
古家付き土地の購入時には、古家の状態や解体費用などをしっかり考慮してください
古家付き土地の購入を検討する際には、値段だけでなく、古家の状態や将来の計画を考慮する必要があります。
古家がまだ利用可能な状態であれば、リフォームやリノベーションを行うことで、自分の理想の住まいを手に入れることができるかもしれません。
しかし、解体が必要な場合には、解体に伴う費用や負担も考慮しなければなりません。
古家を解体する際には、構造や大きさ、立地条件などが主な要素となり、解体費用が決まります。
一般的に、木造住宅の場合は、延床面積によっては1坪あたり約4万円から5万円程度の費用がかかると言われています。
ただし、接道状況によっては重機や大型トラックが入ることができず、手作業が主体となる場合があります。
そのため、手作業による解体は費用が高くなる傾向があります。
また、古家を解体する場合は、塀やカーポート、庭木なども撤去する必要がありますので、これらの撤去費用も別途加算されます。